設計の依頼について

 

計画のご提案

家を造ろうとお考えの方すべて異なった生活スタイルをお持ちです。 多様な生活スタイルに対応すべく多くの経験に基づいた提案をいたします。 家づくりに参加させていただければ幸いです。

まずは 私どもの事務所に興味をもっていただけましたら、メールか電話にて連絡いただければ幸いです。 住宅メーカーなどの営業攻勢に困惑されている方が本当に多いので、(私も営業など電話攻勢には困惑しています。) 必要な事がないかぎりこちらからは営業をいたしません。 家づくりは建主さんも設計者もお互いに理解しあって進めなければハッピーエンドな完成はありませんので、HPや事務所概要にて判断していてだければと思います。

連絡いただければ、まずはお会いしましょう。 ご自宅に伺うか、私どもの事務所に来ていただくかどちらでも結構です。 そこで私の仕事と人物を観察してください。 お見せできる物件があればその時ご覧いただけるようにいたします。 計画を任せてみようとお考えでしたら、計画させてください。 この時点でこちらからお断りする場合もあるかもしれません。(スケジュールがどうしても合わない場合や、基本計画はとても労力のかかる作業なのですが、たまにひやかしもあったりしますので) 2週間から3週間のお時間をいただきますが基本計画のプレゼンテーションをいたします。ここまでの費用はいただきません。 この一回目のプレゼンテーションで、これは思っていたのとは違うなと思われましたら、そこまででお断りください。 ご提案した図面や模型は著作権がありますのでその時点でご返却ください。 しかし、ここをこうしたい!あそこをこんな感じにしたら!などなど。いろいろなご注文があるかも知れません。その場合、新たなプレゼンテーションでご提案するということではなくスケッチ程度での打ち合わせとさせていただきます。 (契約前の複数回のご提案は事務所経営を圧迫してしまいますので何卒ご了承ください。) このあたりは、住宅メーカーのように何回も案を出すという真似が残念ながらできません。 しかし、自信を持って!住宅メーカーには真似のできない「とびっきり」の提案をいたします。 基本的に私どもの提案内容にご納得いただいた時点で設計契約とさせていただきます。

 

業務内容と設計料

設計業務の期間は一戸建て木造住宅を例にすると、設計期間6ヶ月、工事期間6ヶ月が目安となります。

基本設計:基本的な平面、立面、断面を決定し、構造、設備の概略を決定する。(頻繁に打ち合わせをいたします。)

実施設計:上記の内容を発展させ詳細な図面で工事用の図面を作成します。(3週間程度ごとに打ち合わせします。)

建築確認申請:役所に提出する図面を作成し確認済を取ります。

見積調整:業者の選定と見積もり内容を精査し工事金額の調整をします。

設計監理:工事期間中(通常週1回程度、完成間際は頻繁。建主さんと打ち合わせをしてきた項目と図面に則して適切な工事がされているかを監理します。)

以上の業務内容について 木造の場合、想定工事費2000万までが200万(税別) 2000万以上は10%(税別)が設計料となります。 (但し、鉄骨造、鉄筋コンクリート造など構造計算の解析が必要な場合、認可申請等が必要な場合は実費若しくは12%)

設計料のお支払いはお客様のご相談に応じますが 設計契約時25% 基本設計完了時25% 実施設計完了時25% 竣工時25% という感じでお願いしております。 設計料は高いというイメージをお持ちかと思いますが、設計者が仲介にたって何社かの工務店から見積もりを取ると20%以上も工事金額の差がでたりします。しかし、安ければ良いというものではありません。重要な項目が見積もりに含まれていなかったり、欠陥工事につながる可能性のある項目を見つけ出す必要もあります。家づくりは夢を現実のものにする作業ですからどうしても予算オーバーになりがちですが、仕様の変更や合理的な設計によって予定金額に合わせるように対応して行きますので、大きなメリットをお感じになられると思います。 手がけた作品を見ていただいて工事金額とのバランスを感じ取っていただくのも良いかも知れません。 すばらしい家づくりをご期待いたします。  伊左次 徹紀